Twitter、Facebook、Lineなどに代表されるSNS(Social Network Service)。

SNSはコミュニケーションツールの一つ。ネットにつながるパソコンやスマホさえあれば、いつでもだれでもどこでも自由に情報発信が可能ですが、SNSの強みは情報を共有・拡散できることでしょう。

SNSはニュース速報やご近所情報、新しいお店や商品の紹介、地震や台風の被災地状況や安否の確認などに効果を発揮します。「Twitterデモ」という言葉もあるように、Twitterランドにて無名の人たちのつぶやきの積み重ねで世論を盛り上げ、政治を動かすことだって可能です。

別の面白い例として、飲み屋でドタキャンが勃発し、せっかく仕込んだ料理が無駄になって大損失が計上されると窮地に陥ったところ、なんとか売り捌こうとSNSで呼びかけてみたら、あっという間に客が集まり、完売御礼で逆にお店の評判を上げて救われた、ということだってあるようですね。

反面、SNSは怖さも兼ね合わせています。誰かが何かしらの不正や悪さを働かせたら、証拠となる動画や写真はSNSを通じて凄まじい勢いで拡散してしまい、一瞬にしてその人の信用を失い社会的制裁を受けることにも。学校は退学処分、会社はクビで損害賠償を突きつけられるばかりか、その問題人物は「ブラックリスト」として業界で共有されることにもなり、人生「詰み」の状態になることは覚悟しないといけません。

SNSで勤務先の機密情報を無神経に流した結果、気づかぬうちに拡散させて大炎上事件を勃発、賠償案件に発展し墓穴を掘るという「バカッター」・「バイトテロ」も社会問題になりましたね。

私自身、当たり前のようにTwtterを使ってきましたが、SNSの原点に立ち返りながら、使い方を誤らず、もっと有効に使いこなせるよう勉強し直そうと、以下の本を借りてみました。