学校や会社を休みたい(ずる休みしたい)と思った経験は、誰にでもあることだと思います。

実際に休みを入れるとき、問題となるのは「休む理由」とその「後始末」

まず、「休む理由」 として、オーソドックスなものに、

1)仮病・怪我
2)冠婚葬祭
3)家族・家庭の事情
4)交通事情

などが挙げられます。中でも1)の仮病は一番使いやすいでしょう。ただし、1日だけでは回復しないインフルエンザや流行病は1週間の出勤・登校停止を受けることになります。重たい病気を理由にすると診断書の提出を要求されるし、咳や怪我を理由にするとすぐウソがばれやすく、辻褄合わせが大変です。使える理由としては、一時的な体調不良、具体的に「発熱」「頭痛」「腹痛」「下痢」などが無難なところでしょう。

2)の冠婚葬祭について、ウソの理由として使うことは私個人的におススメできません。忌引きは数日~1週間を休みにすることができる強力なものですが、何度も頻繁に使えるものではありません。しかも、自分が一時的に休みたいだけの理由で祖父母や親戚が亡くなったことにするのはその人に失礼だし、会社(職場)だったら、特に近い親類の場合は上司が告別式に出席したり香典を送るということも十分あり得る話で、これもすぐウソがばれるので、やめるほうがよいでしょう。どうしても冠婚葬祭を理由に使うとすれば、遠い親戚あるいは遠方の親戚や友人に選んだほうが無難でしょう。

3)の「家庭の事情」を理由にするのも、あまりおススメできません。

4)の「交通事情」、具体的に「事故で電車が遅れた」などというのも、スマホで交通情報を調べたらすぐわかってしまうことなので、偽って使うのは危険です。


そもそもウソをつくことは、信用・信義に関わる問題であり、親戚が亡くなったことにしたり家庭の事情を理由にするのも、その人の人間性を疑われかねない問題だということを、認識すべきでしょう。本人の気づかぬところで、周りの第三者には意外に見られているもので、ひょんなことから漏れ出すということはよくあります。

休みを入れたいのなら、理由をなるべく正直に言うほうが無難でしょう。旅行・レジャーのために休むのだったら、前もって有給休暇を申請する。学校でも子どもが家族旅行で休むことには理解を示してくれるようです(これを病気で休むということにしてしまえば、せっかくの楽しい思い出を友だちに話せなくなって気の毒だろう)。

病気を理由に休みをいれたのなら、その日の外出は病院等を除いて厳禁です。飛び上がって出かけたりしたところで、学校や職場の人にばったり会ってしまったら、一瞬にして疑いの眼差しを注ぐことになり、致命的です。自宅でおとなしくして休みましょう。その日のオンラインゲームやSNSは、そこから期せずしてウソがばれることもあるので、これもやめるほうが良いでしょう。スマホからは離れて、読書・勉強あるいは部屋の片付けなどが一番無難でしょう。