世界2位の経済大国に躍進を果たした中国。

平成に入って30年近く景気低迷の続く日本ですが、それでも日本の経済は年々強化される日中貿易の恩恵で支えられています。日本の輸出先トップは、20年ほど前まではアメリカだったのが、2010年前後より中国となっています。輸入先も2002年あたりから中国がトップ。われわれが日頃利用する食品・衣料品・日用品・家電製品・パソコン・スマホなども、中国製のものが多いことと思います。平成初期のバブル経済以前は"made in Japan"が世界的支持を集め、われわれは誇れる立場でしたが。中国や韓国・北朝鮮・ロシア、その他アジア・ユーラシア各国との友好関係なくして、これから先、令和の時代を生き抜くことは難しいでしょう。

中国の経済成長の裏で、大都市部の大気汚染公害が深刻な問題となっています。最近、時に国内で問題になる黄砂現象も、中国の環境変化によるものではないかと指摘されています。かつて日本の昭和の高度経済成長期に、各地で大気・水質汚染や騒音などさまざまな公害に苦しめられたのと同じ流れと言えます。日本の技術力で環境汚染をはじめ公害を克服し、環境にやさしい技術や製品を創り出したことはよく知られるところ。自動車メーカーでは、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)ほか、低公害車の開発・実用化を積極的に進め、国内そして海外から支持を集めてきました。

中国政府ももちろん環境汚染対策に手を拱いているわけではなく、最近ハイブリッド車(HV)を優遇する検討を始めたとのこと。ガソリン車と同等としてきたHVを「低燃費車」とみなし、普及支援する方針です。電気自動車を普及させようにも限界があり、HVを優遇する方向に動いたようです。HVに強みをもつトヨタ自動車など日系メーカーに追い風となりそうです。

中国、ハイブリッド車優遇に転換 トヨタなど追い風(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47294650S9A710C1MM8000/