JR学研都市線(片町線)京田辺駅前にて。

京田辺駅は旧「田辺」駅。国鉄時代~JR発足当初の片町線(長尾-木津間)は非電化のローカル線で1・2両の気動車がのんびり行き来していました。田辺駅は当時、明治時代建造とも言われる民家風木造駅舎でした。

片町線に学研都市線の愛称が与えられ、全線電化(1989年)開業後、旧・綴喜郡田辺町の市制すなわち京田辺市誕生(1997年)に合わせ、「田辺」駅は「京田辺駅」に改称。さらに列車編成増強に対応して、京田辺駅はホーム有効長拡張とともに、駅舎も都市近郊型スタイルに生まれ変わりました。合わせて駅前東口にはバス・タクシーループが整備され、アルプラザ(平和堂)の店舗がオープン。木造駅舎時代の面影はほとんど失われました。

旧・田辺駅東側には蒸気機関車C11-324号機が静態保存されていました。現在、その動輪1対とナンバープレートが駅東口にモニュメントとして設置され、当時の片町線の歴史を後世に伝えています。

JR京田辺駅から東へ徒歩7分ほどで近鉄新田辺駅に到達します。

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