カテゴリ:街角点描・地域別【京都・滋賀・若狭路】 > 滋賀3【湖南・甲賀・日野】


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カフェオレ色113系が風靡していた頃です。

たぶん甲賀駅あたりだったかな・・・。列車の行き違いで数分の停車中に、ホーム脇の桜に目を惹かれましたね。


滋賀県甲賀市信楽町西部の朝宮。

京都府との県境に近く、隣(宇治田原町、和束町)の宇治茶と並ぶ、日本五大銘茶の里として知られます。

国道(307号線)の脇道にたぬきの焼き物が鎮座しており、陶芸の里・信楽らしい光景に出会いました。

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国道307号線・日野町にて。

西側の近江盆地に向けて撮影しました。はるか遠くに写る湖西の比叡・比良山系をバックに、その手前には小さな山々の稜線が確認されます。三上山か鏡山でしょうか?


滋賀県甲賀市土山町の国道1号線に設置されている道の駅・あいの土山。

土山は鈴鹿山脈西麓にあたり、近江・伊勢の国境(鈴鹿峠)を跨ぐ難所が立ちはだかります。

国道1号線は旧・東海道の流れを引き継いだ天下の大動脈であることは周知の通り。土山は東海道49番目の宿場町(48番・坂下宿の次)として栄えました。東の箱根と並ぶ西の難所として知られます。旧・東海道の流れを汲むJR草津線は、鈴鹿峠の急勾配を避けるため、土山は通らず、比較的平坦な伊賀の柘植から甲賀へ抜ける西回りのルートで敷設されました。

道の駅の国道向かいには田村神社が鎮座。田村神社には坂上田村麻呂が祀られており、昔鈴鹿峠で人々を苦しめていた鬼を退治したという伝説が残っています。

土山は土山茶でも有名。信楽・朝宮地区と並ぶ近江茶の一大生産地です。道の駅・あいの土山では土山茶の無料サービスがあります。

「あいの土山」の由来には諸説があり、その一つに鈴鹿峠を挟んで伊勢坂下宿と相対する土山宿という「相の土山説」があります。

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滋賀県甲賀市水口町。

水口は甲賀市の中心市街地であり、東海道の宿場町として栄えました。東海道五十三次の50番目の宿場です。

現在も東海道を引き継ぐ国道1号線が水口町を通ります。枚方市から京田辺・信楽・八日市経由で彦根を結ぶ国道307号線も通っており、大阪北東部や京都南部から湖南・湖東への快適なドライブルートに活用されています。また、近江鉄道というローカル私鉄も水口を通り、貴生川と彦根・米原を結んでいます。

水口町の中心にある町、綾野にて(2014年何気なく訪問)。

綾野には「綾野天満宮」が鎮座。901年、菅原道真の第5子・菅原淳茂が美濃部(水口)の荘園に寄寓の時、道真公の木造を彫って祀ったのが始まりと伝えられます。

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2017年夏に信楽で撮った写真を、モノクロ調に変えてみました。

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信楽駅構内。信楽高原鉄道(旧・国鉄信楽線)の終着駅です。
なかなか昭和のローカル線の雰囲気が出ていると思いますが・・・

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信楽といえば、狸の置物でしょう(笑)



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草津線の線路を撮ってみました。寺庄-甲賀間(滋賀県甲賀市)あたりだったかな・・・。
電化路線で線形は良さそうに見えるが、実際草津線の電車に乗ると、ガタガタ揺れます。

甲賀といえば、隣の伊賀(三重県)と並んで忍者の里で有名。甲賀流忍術屋敷や「甲賀の里 忍術村」などの観光施設があります。『忍者ハットリ君』では、伊賀のハットリ家と甲賀のケムマキは敵対関係として描かれていますが、史実では伊賀と甲賀はお互い協力し合う関係でもあったとか。私個人的に、ケムマキと飼い猫の影千代が面白いです。ハットリくんの弟・シンゾウも可愛くて好きだし、ハットリ兄弟の居候する三葉家のママは美人で、野比玉子とはちがって息子のケン一をのんびり温かく見守るのも好感が持てます。

草津線には忍者ラッピング電車(113系)が運行中です。


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滋賀/三重r4【草津伊賀線】の滋賀・三重県境の様子です。

県境の三重県側(伊賀市)には県立余野公園があります。
余野公園は、鈴鹿国定公園の特別地域に指定されており、関西随一を誇るツツジの名勝地。桜・ツツジ・紅葉など四季折々の自然を楽しめる広大な公園です。東海自然歩道のハイキングコースの拠点でもあり、多くの人が訪れます。
余野公園敷地の一部は滋賀県(甲賀市)に跨っているみたいですが・・・。

r4には草津市と伊賀市を結ぶJR草津線が並行しており、柘植駅で関西本線と合流。 草津線は電化されているが、関西本線は非電化であり、レールバスもどきのキハ120形が行き来するローカル線です。



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信楽といえば、たぬき(狸)の焼き物。

たぬきの焼き物は、信楽に限らず、商店の店先で見かけることも多いかと思います。

たぬきは、「他を抜く」→「他抜き」という語呂から、縁起の良さの象徴とされています。
また、狸は昔から金を表す精霊として扱われ、狸の焼き物の姿かたちは、「八相縁起」と呼ばれる縁起を表したもので、商売繁盛の象徴として人気が高いです。

「信楽=狸」のイメージは、1951年昭和天皇の信楽行幸の際、小旗を持って天皇を歓迎する狸の焼き物が全国に報道されたことで、定着したと言われています。

たぬきといえば、もう一つ連想するのは、ドラえもん。
ドラえもんはネコ型ロボットだけど、姿かたちは狸に間違えられやすく、「青だぬき」とからかわれたりしますね。



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ガタンゴトン 近江路の里 ゆうゆうと しあわせ運ぶ 黄色い電車  


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たぬきの置物が温かく迎えてくれます(^-^)


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貴生川駅(滋賀県甲賀市水口町)にはJR草津線、信楽高原鉄道、近江鉄道が乗り入れています。
甲賀市の中心部・水口市街地へはここから近江鉄道に乗って水口城南もしくは水口石橋へ。

信楽高原鉄道は元々国鉄信楽線だったが、幾度も廃線の危機に直面しながら、信楽町民の熱い思いに支えられて信楽高原鉄道に生まれ変わり、今日に至ります。

近江鉄道と信楽高原鉄道を一本化し、湖東地区と信楽からさらに京都南部(学研都市線に接続)や大阪を結ぼうという夢の構想もあるようで、何年か前まで、びわこ・京阪奈という名前の共通フリーチケットも販売されていました。なお、信楽線は信楽から和束を経て加茂(奈良方面)まで延伸する予定でした。もし実現していれば、大和路快速が信楽・貴生川まで直通していたかもしれません。

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田植えの頃の草津線です。
確か手原-石部あたりだったかと思います。
カフェオーレ色の113系ももう見ることはできません。

1980年の電化以来、113系が活躍を続けていますが、全国的に廃車が進んでおり、残っているのは滋賀県内の草津線・湖西線ぐらいとなっています。奈良線が103系最後の楽園で加熱気味ですが、湖西線・草津線の113系も今のうちに撮影しておいたほうがよいでしょう。


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滋賀県甲賀市信楽町の西側、朝宮。
京都府(宇治田原町・和束町)との県境に近く、お隣の宇治茶とともに朝宮のお茶も有名ブランドです。京都・奈良・滋賀・三重4府県境付近にあたる南山城・大和高原・信楽は全国有数のお茶の生産高を誇ります。


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滋賀県甲賀市内の国道307号線で面白い案内標識を見つけました。
それは右折しても左折してもどちらも「Konan」。
ただ、発音は異なり、「湖南」は「こなん」、甲南は「こうなん」。

実はこのネタはTwitterで知り、先月バイクで国道307号を走行したときに撮影しました。

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モノクロにしてみました。
近江鉄道の水口駅は旧・水口町(甲賀市)の中心部からやや外れていることもあって、閑散としていました。水口町の市街地へは水口石橋駅が最寄です。


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たぬきの置物ですね~


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信楽高原鉄道(旧・国鉄信楽線)の終点・信楽駅。
陶器の里・信楽をPRするかのように、たぬきの置物がお迎えしてくれます。

信楽線は1933年の開業以来、戦争・事故・水害などの悲惨な災害を受けやすく、また国鉄末期には廃止対象線に選定されるなど、幾度も廃線の危機に晒されてきました。しかし、信楽町(甲賀市)など沿線住民の信楽線存続への思いは熱く、その度に住民全体が一丸となって路線の復旧を成し遂げ、今日まで守り抜いてきました。信楽線とその沿線には、「七転び八起き」のDNAが受け継がれているようですね。

廃止が決まった中国地方の三江線についても、JR西日本や国の責任ばかりとは思えません。超過疎化の進んでいる地域とはいえども、沿線の地域社会も住民総出で「地域の生命線」としての三江線を守り抜く努力に真剣だったのかどうか、疑問に感じます。信楽線の歴史に学ぶことも多いでしょう。

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