カテゴリ: 街角点描【自然】


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丹後半島の最北端、経ヶ岬(京都府京丹後市丹後町袖志)。
京都府の最北端でもあります(北緯35度46分)。

「経ヶ岬」という名前の由来は、岬を取り巻く柱状節理が経巻を立てたように見えることによる、とされています。岬の周辺は安山岩による柱状節理の発達した海食崖になっているそうです。

経ヶ岬の見どころの一つは灯台。1898年初点灯した灯台で、国内で5台しか存在しない第1等灯台の一つで、近代化産業遺産に認定、また京都百景にも選定されています。

経ヶ岬の登場する作品に、水上勉『五番町夕霧楼』、木下恵介監督の映画『新・喜びも悲しみも幾歳月』などがあります。


兵庫県たつの市龍野にて。確か、龍野小学校・武家屋敷か、しらさぎ山公園あたりだったかと思います。詳しいことは失念。雨上がりの桜がとても綺麗でしたね。

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武庫川渓谷・武田尾(兵庫県宝塚市・西宮市)にて。

武田尾は温泉の里で知られ、落ち武者であった武田尾直蔵が発見した湯と伝えられています。水上勉『櫻守』や山崎豊子『晴着』の舞台にもなっているようです。

武田尾は半ば「陸の孤島」であり、市街地から直接通じる道路はなく、迂回して入らないといけません(大阪方面からの場合、猪名川町から兵庫r324+r327が便利)。JR福知山線(宝塚線)武田尾駅下車が便利です。

武田尾駅は都市圏内の「秘境駅」(大阪駅から30分程度)として知られ、トンネルとトンネルの谷間にあります。ホームは武庫川直上の橋梁とトンネルに跨り、無人駅。その昔、福知山線は武庫川に沿って走り、ローカル線の雰囲気だったが、複線電化に伴い新線に付け替えられました。旧線跡の一部はr327となっています。

武田尾を訪れるツーリングの人たちも意外に多く、少しびっくりしました。

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武田尾駅を発車する大阪行き区間快速223系

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歓迎 武田尾温泉

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武田尾橋

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武田尾渓谷を俯瞰
右側は福知山線旧線跡(→兵庫県道327号)


たぶん交野市・私市(きさいち)の植物園(大阪市立大学附属植物園)だったと思います。

小学校の頃、家から手軽に行ける行楽地として、よく家族に連れて行ってもらってました。

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京阪交野線の2600系も懐かしいですね(^-^)


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枚方市の桜の名所の一つ、牧野公園にて(1998年)。

今年もいよいよ大阪で桜の開花が報道されました。先週までは寒かったが、急に暖かくなり、一気に開花が早まるようですね。


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枚方市・香里団地の桜並木を走る京阪バス。右は香里ヶ丘有恵会病院です。当日、生憎の雨模様でした。

今年も花見のシーズンが近づいてきました。寒さの続いた先月までと一転して暖かくなり、開花が早まるようです。花粉症もピークを迎えます。私も先週ごろから花粉症で苦しんでいます(昨年ほどでの辛さではないと思いますが)。

京阪バス香里団地営業所は2022年3月31日限りで閉鎖される予定。香里団地エリアのバスは交野営業所に移管されます。
 


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明石海峡大橋と淡路島が遠望できます。淡路島連絡の「たこフェリー」は廃止されました。

兵庫県明石市は子午線(東経135度)と「たこ」のまちで有名ですね。「明石焼き」は「たこ焼き」の一種ですが、どろっとしたソース(+マヨネーズなど)を付ける大阪の「たこ焼き」とはちがって、だし汁に浸して食べるのが特徴。卵(鶏卵)をたっぷり使うため、皮の色味が黄色いことから、「玉子焼き」とも呼ばれるそうで、生地は非常にふわっと柔らかいです。

東経135度線の通る国内の地点は、最北端が京都府京丹後市網野町、最南端は淡路島(淡路市)を経て和歌山県の沖ノ島付近です。ちなみに兵庫県中部の西脇市にある「日本へそ公園」は、東経135度と北緯35度が交差する地点であることから、その名前が付いています。

海外で東経135度線の通過する地域は、北から順にハバロフクス(ロシア)、ニューギニア島(インドネシア)、ノーザンテリトリー(オーストラリア)などが挙げられます。

「子午線のまち」のシンボルというべきランドマークとして、明石市立天文科学館があります(開館は1960年6月10日「時の記念日」)。


当日、スクーターで丹後半島一周・「現実逃避の旅」に出ました。

GW中盤ということもあって、所々で道路渋滞に遭遇し、「疲れるだけの旅」に終わり、しこりが残ってしまいました。あのとき、自分の心の中にモヤモヤなどいろいろ抱え込んでいましたね。不快感の募る旅ではあったが、道中で出会ったお気に入りの風景写真を数点並べてみました。

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丹後半島の旅に「伊根の舟屋」は絶対外せないスポット! 爽やかな五月晴れで良かったです。連続テレビ小説『ええにょぼ』の舞台にもなりましたね。「ええにょぼ」は丹後弁で「美人」を意味します。


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経が岬~丹後松島あたりだと思います。西日が眩しかったです。5月らしい穏やかな海の表情が感じられます。この近くに「間人」(たいざ)という難読地名がありますね。聖徳太子の生母・間人(はしうど)皇后に由来するそうです。現在では高級ブランドガニの名前(間人ガニ)にもなっています。


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松江城のお堀をぐるりと回る堀川遊覧船。

屋根付きの小さい船に乗り込んで、江戸時代の城下町風情をゆったり味わえるそうです。料金は一日乗船券利用で大人一人1,500円。遊覧コース約50分です。
 


和歌山県湯浅町を流れる広川。広川は湯浅町と広川町の境界でもあります。

湯浅町と広川町の市街地は広川を跨いで連続しており、紀伊水道に面しています。2015年まで広川町役場と湯浅町役場の間の距離は1km程度だったようです(湯浅町役場は山側に移転しました)。広川町役場の最寄り駅はJR湯浅駅ですね。

広川町は、1854年・安政南海地震に伴う津波が襲来した際、濱口梧陵の避難誘導で村人の9割以上を救ったという逸話『稲むらの火』で有名。防災遺産として全国に語り継がれるようになり、近年日本遺産に認定されました。

湯浅・広川の特産品といえば、醤油、金山寺みそ、有田みかんなどが挙げられます。

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欄干に座っている白い鳥がとても可愛かったです。何と言う鳥の名前でしょうか?
 


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確か宮津天橋立漁師町ととまーとだったと思います。漁港らしい雰囲気が気に入りました。釣りを楽しんでいる姿も多いですね。

宮津~天橋立~一の宮を結ぶ天橋立観光船がここの沖合を通ります。


大阪都心部の貴重なオアシス、靭(うつぼ)公園の樹木たちです。ちょうど今ごろ、紅葉が綺麗でしょう。

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大阪市中央区船場・島之内の東縁を縦に流れる東横堀川。

この水路の真上に阪神高速1号線【環状線】が走っています。川に蓋するように覆い被さる高架橋は何気に珍しい景観だと思いました。なぜ、このような重層構造になったのかといえば、都心部での高速道路の用地確保が困難だったことが理由のようです。

東横堀川は大阪市最古の堀川。天正年間(1583年)豊臣秀吉の命により大阪城の西惣構堀として開削されたことに始まります。東横堀川は北浜付近(松屋町筋~堺筋の間)で土佐堀川から分かれて南向きに流れ、3kmほど進んだ地点にて西へ向きを変え道頓堀川となり、大正橋付近で木津川に合流します。現在の地図では東横堀川の表記を省略するものも存在するようで(阪神高速が川を被さっている状態)、(道頓堀川とは対照的に)川の存在感が薄らいでいるようです。


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高槻市・芥川の絶景渓谷、摂津峡。

昔、家族でハイキングに連れて行ってもらったことがあります。先日、30数年ぶりに摂津峡の上流側(上の口)を訪問してみました。高槻市街地からバスで20分ほどの場所なのに、こんなのどかな原風景が残っていることに改めて驚き。水がきれいで、水遊びや釣りを楽しんでいる人の姿が見られました。
 


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初めて鳥取砂丘を訪問したときです。

幻想的な自然の造形美に感激でした。潮干狩りもよし、砂丘の上で寝そべるのもよし、いろんな楽しみ方ができます。


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スマホで撮ってみました。


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1979年ごろの奈良公園にて。

オフシーズンなのか、人影も少なく鹿の姿だけが目立ちますね。こういう奈良らしい鄙びた雰囲気が好きです。
 


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夏の鴨川といえば、川床。涼しい川風に吹かれての1杯は最高でしょう。鴨川の川床といえば少々敷居が高いと思われるが、リーズナブルにランチを楽しめるお店も多いようです。

等間隔に座るカップルも鴨川の名物ですね。この現象が近年行動科学の分野で注目されているそうで、最新の研究によると、目に見えない縄張り「パーソナルスペース」が影響しているとのこと。両サイドに別の人がいれば両方のスペースを侵さないように真ん中ぐらいに座るため、結果的に等間隔になるのだとか。実際に鴨川に座っている人たちの間隔は1~2mだとのこと。「ソーシャルディスタンス」の時代にこの知識を覚えておくと、いろいろ役に立つかもしれませんね。

ただ、新型コロナ災禍の影響で、これら名物光景も鳴りを潜めているようです。京都の観光客はインバウンド花盛りだった2年前に比べ軒並み落ち込んでいます。京都市は人口減や財政赤字で青息吐息らしく、さっそく市バス・地下鉄の値上げが予定されており、この先どうなるんでしょうか・・・。


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兵庫県新温泉町(旧・浜坂町)諸寄にて。

山陰海岸ジオラマパークの絶景が広がり、鳥取県との境界も間近なところです。諸寄漁港ではイカ・カレイ・カニが盛んなようです。

当日、100ccのスクーターで暑い炎天下を遠征中でした。海水浴を楽しんでいる姿が羨ましかったですね。

冬場は大陸からの季節風で荒れた表情に一変するのでしょう。

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